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相棒に気をつけろ 感想

図書館本書評第三十三回目は、逢坂剛の「相棒に気をつけろ」です。逢坂剛さんの作品を読みたくて手を取りました。

前回の「金融探偵」どうように、基本的には短編小説集なんですけど、主人公が同じなので、テンポ良く読めます。あれかな、俺このタイプが好きかもしれない。

ただ、途中で相棒が双子ってことになってしまって、おいおい、そりゃないだろ、このあとどうすんだ?って思ったら、後半にもう一度双子のチャンスがあってまぁ良かったかな。

逢坂剛の長編も読んでみないとな。

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「金融探偵」 感想

図書館本書評第三十二回目は、池井戸潤の「金融探偵」です。なんだこのタイトルは?という勢いで借りました。

短編小説がうまいこと繋がって、一冊の本に。読んでいて楽しかった。まぁ、現実はこの主人公の生活はできないだろうけど、小説だからね。

一つ一つの話も、そんなに難しくないから読んでいてテンポもいいしね。あんまり金融の言葉ばっかりじゃないからってのもあるかな。このスタンスで長編小説を書いたら、面白い気もする。

島崎藤村の話はちょっと面白かったなぁ。うまいことネタをあわせたんだろうね。そういう単に金融っていうだけじゃないのがこの本の面白さですかね。

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御家人斬九郎

図書館本書評第二十六回目は、柴田錬三郎の「御家人斬九郎」です。いわゆる時代劇物を初めて読みました。(Perfumeを聞きながら。w)

出てくる言葉がどうしても難しいから、時々ん?って思うことはありましたけど、それでもすいすい読めるのはやっぱりすごい作家なんだぁと思いました。

最初に、短編のようなものを10個あって、その後に長めのが3つ。この本の構成もよかったなぁ。まわりの人が短編で少しずつ出てきて、長編につながる。すごい読みやすかった。

テレビドラマ版で渡辺謙だったんだよなぁ。なんか、ちゃんと見たこと無いと思うから見てみたいな。んで、柴田錬三郎は他のも読んでみるぞ。

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6ステイン

さーて、初の図書館書評です。図書館書評って変な表現だな。図書館で借りた本の書評ですから。基本的には、ネタバレをしないように書いてみます。第一回は、福井晴敏の「6ステイン」です。

福井晴敏 初の短編小説集ということでした。テンポよく読めるという意味では、長編小説よりも読みやすかったので、第一回目の題材としては結果的に最適だったかな。ただ、短編小説ではありますが、一応共通のテーマというか、背景、キーワードがあって、短編ではありますが読んでいて、どんどん次の作品を読みたくなります。

福井晴敏は、『終戦のローレライ』『戦国自衛隊1549』『亡国のイージス』と、映画の原作で名前は知っていたので、今回手を取ったのですが、読んでいて映像が浮かびやすかったです。だから、映画の原作に多くなったのかなぁって思いますね。

作品には、「市ヶ谷」「赤坂」といった隠語が随所に出てきます。この隠語が妙に作品を読んでいるものにとって、先にあげた映像を頭にうかばせ、リアリティを作り出します。小説を読んでいて、「面白かった」と思うのは、その小説という世界の中で、妙にちゃんとしたリアリティがあるかどうかだと思います。この作品にはそれがある。

素直に面白かったなぁと思えた作品でした。作品的には男性よりですかね。アクションサスペンスの映画とか好きなら、きっとハマれると思います。


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