Posts Tagged 2002年

標的走路

図書館本書評第七回目は、大沢在昌の「標的走路」です。とりあえずこれを手に取ったのは、そんなに大きな理由はなくて、ブレイブストーリーの上巻で少し疲れていたので、ミッステリーとかならどんどん読めるだろうって思ったから。

で、とりあえずメジャーどころで、大沢在昌を選んでとりあえず手頃そうなのを選んでみたのですが、正解です。あっという間に読み終わったなぁ、そんなに文量もなかったってのもあるけど、ミステリーって言えば良いんですかね、勢い良く一気に読めました。

ま、普通に映像化しても面白いだろうなぁと思ったけど、わりかし新しい作品の割には、時代設定がそれこそ80年代とか、そういう感じでちょっと古めなのがかえって面白かった。

ということで、大沢在昌はまた何か違うのを読んでみよう。それにしても、もう7冊読み終わったのか、少しずつ読むペースは早くなってきたかなぁ。

って、これを書いた後知ったんだけど、この「標的走路」ってちょっと特殊な作品だったんですね。「佐久間公」のシリーズってのがあるらしいんだけど、そのシリーズが始まる前にあった幻の処女作なんだそうで。だから、発行が2002年ってなっていたけど、実際は1980年代の作品だから同時の感覚のままだそうで。ということで、佐久間公のシリーズを読みたくなった。

Tags: , , , , , , , ,

アキハバラ@DEEP

図書館本書評第二回目は、石田衣良の長編小説「アキハバラ@DEEP」です。

たまたま、読む時間が多めにあったのもありますけど、それでもずいぶん一気に読めた気がします。読んでいてスピード感がありました。最近の作家さんだからなのでしょうか。

秋葉原には時々行くし、俺もどちらかといえばオタク側の人間なので、お店の名前など情景が浮かびます。ただ、ちょっとだけ古い作品(2002年~2004年に書かれた)なので、今あるビルはありませんが、それはあんまり関係なく楽しめますね。

厳密に言えばファンタジーでしょう。今の段階ではできないだろうってことが書かれていますが、でもそれを補うだけの言葉が作品で綴られるので、リアリティを感じます。ひょっとすると、後何年かすると、未来を予見した作品になるかもしれないと思います。

ちょっとご都合主義のエンディングのような気もしますけど、その前に冷静に「自分たちのやることは、犯罪になってしまう、でも奪い返す、楽しいテロを」というところがあったから、ご都合主義のエンディングも受け入れた気がします。

ちなみに映画版をレンタルショップでDVDを借りてみたけど、やっぱり原作と違っていて、ちょっと残念だった。アキラの山田優はドンピシャだったけど。

そんなわけで、悪くはないです。ただ、このジャンルを知らないと楽しめないようなところも少しはあるかな。(知っていればよけいに楽しめるっていう感じかも。)


Tags: , , , , , , , , , ,